取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 |
院内保育所や提携保育所等を整備している |
【取組(2)】 Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備 |
4 人材の定着化 |
その他 |
院内保育所を整備し育児休職終了後も定着を図る。 |
取組のきっかけ、背景、取組前の問題点
看護師をはじめ、若い職員が増えるにつれ、結婚・出産・育児を行う職員も増加してきた。また、核家族化が進み、家庭内での育児協力を得られない場面もあり、結果、仕事と子育てを両立することが難しく離職する職員が増加した。職員が、安心して働ける環境を整え、離職防止にために院内保育所の設置が緊急課題であった。
【出産者数の推移】
H16年度…17名、H17年度…21名、H18年度…17名、H19年度…16名、H20年度…27名、H21年度…25名、H22年度…21名、
H23年度…32名、H24年度…22名、H25年度…21名、H26年度…25名、H27年度…29名、H28年度…22名
取組対象
- 取組対象
医師,コメディカル,看護職
- 取組の中心部署・人物
院長、事務長、看護部長、事務部
- 取組詳細
平成22年10月1日に院内保育所を設置
・安心して仕事に臨めるように、365日24時間保育(夜間・休日保育)体制でスタート。
・出張時、研修時、夜勤明け時などに一時的に行う一時保育、他幼稚園放課後の児童を対象に行う2次保育を実施。
・平成25年5月より、病後児保育を開始し、利用しやすい環境を整備。
・急な時間延長にも柔軟に対応し、院内にあるため休憩時間に気兼ねなく通える他、急な呼び出しにも対応可能となっている。
・10歳未満の児童がいる全職員(保育所利用者以外にも)にアンケートを実施し、利用状況や課題を共有し利用しやすい環境作りに努める。
・職員に限らず、応援医師の一時的な利用も可能となっている。
実施後の成果
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
4 人材の定着化 成果 | ||
妊娠・出産を契機とした女性職員の退職が減っている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 | 【妊娠・出産・育児を契機とした離職率】 H21年度 1.6% H22年度 1.6% H27年度 1.4% H28年度 1.2% |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
4 人材の定着化 成果 | ||
退職者数(定年退職者を除く)が減っている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 | 【離職率】 H21年度 7.0% H22年度 6.2% H27年度 6.3% H28年度 4.5% |
これまでの取組成果に対する院内の声・反応
夫婦共働きのため、勤務(準夜・深夜帯)にあわせて預ける事が出来るので、大変助かっている。
急な勤務交代・時間延長にも対応してもらえるので大変助かっている。
院内に保育所があるため、勤務の休憩時間・昼休みに子供の様子を見に行ける所が良い。
今後の課題等について
要望の多い、病児保育及び学童保育の導入を検討し、仕事と子育ての更なる両立ができる環境づくりを考えている。
取組・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 秋田県厚生農業協同組合連合会
- 病院名
- 由利組合総合病院
- 法人(病院)の開設主体
- 公的医療機関(日赤、済生会、北海道社会事業協会、厚生連、国民健康保険団体連合会)
- 所在地
- 秋田県由利本荘市川口字家後38
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 606
- 入院基本料:7対1
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 1088.2人(平成28年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 421.2人(平成28年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 13.5日(平成28年度数値)
- 病床稼働率
- 81.2%(平成28年度数値)
- 職員総数
- 767人(平成29年度数値)
- 医師
- 69人
- 看護職
- 405人
- 医師事務作業補助者
- 20人
- 看護補助者
- 67人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 3交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
- 特になし