取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
【取組(2)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
2 勤務負担軽減 |
電子カルテを活用した業務効率化・省力化に取り組んでいる |
【取組(3)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
2 勤務負担軽減 |
その他の情報通信機器を活用した業務効率化・省力化を推進している |
【取組(4)】 Ⅳ.働きがいの向上 |
1 キャリア形成支援 |
全国在宅医療テストの実施 |
【取組(5)】 Ⅳ.働きがいの向上 |
1 キャリア形成支援 |
事務職員や調理師まで全職員参加の朝ミーティングで患者情報を共有 |
取組のきっかけ、背景、取組前の問題点
開業後4〜5年の間は8~9時まで残業しながら組織のしくみづくりなどに取り組んでいたが、一度に複数の女性職員が産休に入ることになり、更にその後復職してくると、5時半までに仕事を終わらせて帰らなければならないという状況になり、生産性を上げざるをえない状況に変わったのが転機となった。休職中の職員の意見を聞きながら復職しやすい体制・定時に帰ることができる体制を作り、職員全員が子育てしている人たちを支えていこうという雰囲気ができ、一気に今のような働き方に変わるきっかけになった。
取組対象
- 取組対象
医師,コメディカル,看護職
- 取組の中心部署・人物
理事長
- 取組詳細
・定時に帰れるよう生産性を上げると共に産休育休をとりやすく、復帰後も短時間勤務など復職しやすい労働環境を構築した。・医師は24時間365日対応で、夜間・休日含め当番の常勤医師がすべて担うが、オン・オフを明確にし休日は連絡が入らない状態にしており、残業も殆ど無く、2週間の長期休暇もとれる環境になっている。・電子カルテと情報共有ツール(サイボウズのkintone)やWeb会議を使って患者の情報を共有することで医師が休んでいても困らない体制になっている・全国在宅医療テストを開発し、事務職員や調理師まで全員にテストを受けさせることで、在宅医療についての共通言語を持つことができ、職種によるハードルが低くなり誰でも話に参加できる体制を構築した。・事務職員や調理師含め全員参加の朝ミーティングを行う事で、患者についての情報を共有し、組織全体で患者と関わっている意識を持たせている
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
時間外労働時間数が減っている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 | 開業後4~5年は8~9時まで残業していた→個人的な用事以外ではほぼ残業無し |
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果 | ||
1 仕事と子育て・介護等の両立支援 成果 | ||
男性職員の育児休業取得者数が増えている/育児休業取得率が上がっている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 【取組(2)】 | |
成果指標 |
Ⅳ.働きがいの向上_成果 | ||
1 キャリア形成支援 成果 | ||
研修・学会への参加職員数や、職員による学会への発表数が増えている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☑コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 【取組(2)】 【取組(3)】 【取組(4)】 【取組(5)】 | |
成果指標 |
これまでの取組成果に対する院内の声・反応
女性の多い、特に子育て世代の多い職場なので、子育てをし易い環境つくりのため、様々な取組を行ってきた。特にワークライフバランス等が言われるようになった当時から積極的に取り組んだため、内外に子育てをしやすい職場という認識がもたれ、求人においても優位性を持つに至った。
今後の課題等について
四国における人口減少は著しく、若い人の確保は今後ますます難しくなっていき、「やりがい・働きがい」と「働きやすさ」が共存する職場作りを行えるかどうかが組織存亡のキーを握ると認識している。
取組・提案者概要
- 取組者
- 法人全体の取組
- 法人名
- 医療法人ゆうの森
- 病院名
- たんぽぽクリニック
- 法人(病院)の開設主体
- 医療法人
- 所在地
- 愛媛県松山市別府町444-1
- 主たる医療機能の特徴
- 一般病床
- 病床数: 16
- 入院基本料:
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 5.4人(平成30年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 7.8人(平成30年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 12日(平成30年度数値)
- 病床稼働率
- 48.8%(平成30年度数値)
- 職員総数
- 100人(平成30年度数値)
- 医師
- 12人
- 看護職
- 21人
- 医師事務作業補助者
- 1人
- 看護補助者
- 3人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
- ・えひめ子育て応援企業認証 ・第1回えひめ子育て応援リーダー企業受賞 ・第6回四国でいちばん大切にしたい会社大賞奨励賞