取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
時間外労働時間の削減に取り組んでいる |
【取組(2)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
1 労働時間管理 |
年次有給休暇をはじめとする休暇の取得を促進している |
取組のきっかけ、背景、取組前の問題点
○当院は、2012年~2014年に日本看護協会のWLB事業に参加したが、現在も継続して、「時間外勤務の削減(前年度比10%減)」を目標に掲げ、業務フローや時間外勤務が発生する主な要因を整理し、改善案について検討する。
○年次有給休暇取得率の向上を図るための改善案を検討する。
取組対象
- 取組対象
看護職
- 取組の中心部署・人物
看護部長
看護部副部長
各病棟の看護師長
- 取組詳細
○「看護部門の時間外勤務の削減」として、月1人平均時間外勤務時間を前年度比10%減を目標とし、看護部全体の具体策として、
①NO残業DAYの導入
②終礼の導入
③勤務終了後は速やかに退勤する(終了後30分以内)
風土作り及び、各部署の課題を挙げ、具体策を立案し各部署で目標値を設定し取り組んだ。
○有給休暇取得率90%以上をめざし、具体策に、
①夏期休暇取得期間中に5日以上の連続休暇の取得の義務化
②バースデイ休暇の設定を挙げ
取り組んだ。
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
時間外労働時間数が減っている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☐コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 | |
成果指標 | 看護部全体での時間外労働勤務時間数 2015年度 1人平均7.9時間/月 2016年度 1人平均6.8時間/月 2017年度 1人平均5.6時間/月 |
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
1 労働時間管理 成果 | ||
年次有給休暇の取得率が上がっている | ||
成果の出た対象 | ☐医師,☐コメディカル,☑看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(2)】 | |
成果指標 | 有給休暇取得率 2015年度 86.9% 2016年度 90.8% 2017年度 92.4% 夏期休暇取得期間中の5日以上の連続休暇取得率:100% バースデイ休暇取得率:100% |
これまでの取組成果に対する院内の声・反応
○「時間外勤務の削減」と「有給休暇取得率の向上」に対して、看護部では、2012年度より看護部独自で取り組みを開始したが、2016年度には、病院全体の課題として掲げ、全部署の事業計画(BSC)に挙げ、取り組んでおり成果を出すことができている。
今後の課題等について
月1人平均時間外勤務時間については、部署間に差があるため、部署間の差がなくなるよう、業務フローの見直し等検討していきたい。
取組・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 社会医療法人 生長会
- 病院名
- 府中病院
- 法人(病院)の開設主体
- 医療法人
- 所在地
- 大阪府和泉市肥子町1丁目10−17
- 主たる医療機能の特徴
- 急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 380
- 入院基本料:7対1
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:
- 病床数:
- 入院基本料:
- 一日あたりの平均外来患者数
- 798.4人(平成30年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 350.8人(平成30年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 12.7日(平成30年度数値)
- 病床稼働率
- 92.3%(平成30年度数値)
- 職員総数
- 1049人(平成30年度数値)
- 医師
- 124人
- 看護職
- 516人
- 医師事務作業補助者
- 29人
- 看護補助者
- 33人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について
- 2015年5月13日、看護職のワーク・ライフ・バランス推進カンゴサウルス賞