取り組んだ内容
【取組(1)】 Ⅰ.働き方・休み方改善 |
2 勤務負担軽減 |
チーム医療や多職種連携(業務分担・連携の強化等)により負担軽減を図っている |
取組のきっかけ、背景、取組前の問題点
診断書作成等、それまで医師が全て行っており、時間外勤務負担が多かった。
地域の急性期救急病院の役割を果たすため、医師、医療関係職員、事務職員等との間での役割分担を推進して、医師の負担軽減の体制を確保する必要があった。
診療報酬に医師事務作業補助者が評価(点数化)されたことも、導入をすすめる大きな要因になった。
取組対象
- 取組対象
医師
- 取組の中心部署・人物
呼吸器内科
妹川Dr.
- 取組詳細
主に医療文書の作成(病院様式の診断書の作成、保険会社様式の診断書の作成、紹介状の返書の作成等)
電子カルテやオーダリングシステムへの入力(紹介状入力、予約の入力等)
診療に附随する事務的業務(NCD登録等)
実施後の成果
Ⅰ.働き方・休み方改善_成果 | ||
2 勤務負担軽減 成果 | ||
補助職(医師事務作業補助者等)の配置数が増えている | ||
成果の出た対象 | ☑医師,☐コメディカル,☐看護職 | |
成果に影響を与えた取組 | 【取組(1)】 | |
成果指標 | 医師の業務負担軽減 ・35名配置 ・医師への要望調査を実施し、業務分担を図り、医師の業務軽減に寄与 |
これまでの取組成果に対する院内の声・反応
医師事務作業補助者連絡会で、業務範囲をあらかじめ決定した上で、各診療科に毎年アンケート調査を実施している。調査結果をもとに業務調整し依頼業務を拡大している。平成30年度には、14診療科29項目業務拡大した。
また、業務評価では、大変貢献:60% 貢献:31% まあまあ貢献:9%
貢献している業務は、診断書作成、紹介状入力、問診票入力、NCD登録であった。
今後の課題等について
医師から要求される業務量の増加と範囲の拡大に対応できる人材の確保と育成
(実務者の多くは非医療者からの転職が多く、実務者への専門知識の教育体制構築やスキルアップにつながる継続教育の体制整備が重要)
取組・提案者概要
- 取組者
- 病院単体での取組
- 法人名
- 磐田市
- 病院名
- 磐田市立総合病院
- 法人(病院)の開設主体
- 地方公共団体等(都道府県、市町村、地方独立行政法人)
- 所在地
- 静岡県磐田市大久保512番地3
- 主たる医療機能の特徴
- 高度急性期機能
- 一般病床
- 病床数: 498
- 入院基本料:7対1
- 療養病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 結核病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- 精神病床
- 病床数:
- 入院基本料:
- その他病床
- 病床名:感染症病床
- 病床数:2
- 入院基本料:7対1
- 一日あたりの平均外来患者数
- 1180.9人(平成28年度数値)
- 一日あたりの平均在院患者数
- 445.6人(平成28年度数値)
- 一般病棟の平均在院日数
- 13日(平成28年度数値)
- 病床稼働率
- 89.1%(平成28年度数値)
- 職員総数
- 1009人(平成29年度数値)
- 医師
- 144人
- 看護職
- 467人
- 医師事務作業補助者
- 19人
- 看護補助者
- 47人
- 医師の交代制勤務の有無
- なし
- 看護師の交代勤務の状況
- 2交代制(変則含)
- 勤務環境改善についての表彰・認定等について